アメリカ人事 Ⓡ | 保険と労務 | アメリカの社労士的存在。

 【アメリカ人事】大手小売業者、賃金集団訴訟(PAGA)で7,250万ドルで和解 大手小売業者、賃金集団訴訟で7,250万ドルで和解 2023 年 8 月 24 日 | HRCカリフォルニア・エクストラより サラ・ウールストン法務博士著。 雇用法専門家、CalChamber 「時は金なり」という古い格言は、カリフォルニア州の賃金と時間に関する法律に十分当てはまります。職場に出入りするのがほんの数分であっても、従業員に働いた時間に対する賃金を支払わないと、重大かつ高額な損害が発生する可能性があります。 結果。 最近の集団訴訟で示されているように、 労働者が民間弁護士一般法（PAGA）に基づいて集団訴訟や集団訴訟を起こすと、過去の賃金の請求はさらに高額になります 。これには大規模な従業員グループが含まれ、重大な財務上のリスクにつながる可能性があります。 アクション決済。 大手ホームセンターは、働いた時間に対して賃金が支払われていない、つまり、働いた時間に対して賃金が支払われていないとして従業員が起こした集団訴訟とPAGA訴訟の解決に7,250万ドルを支払うことに同意した。 店の後ろまで歩いて入店を打刻し、打刻してから店を出るまでの時間を記録する (Estate of Utne, et al. v. Home Depot, ND Cal., No. 3:16-cv-01854-RS ( 2023 年 7 月 28 日))。 7,250万ドルは驚くべき結果であり、非常に多くの労働者グループに基づいていますが、カリフォルニア州のすべての企業にとって、非免除対象の従業員に全労働時間分の賃金を支払うことの重要性をタイムリーに思い出させるものとなっています。   Large Retailer Settles for $72.5 Million in Class Action Wage Case August 24, 2023 | From HRCalifornia Extra by Sarah Woolston, J.D.; Employment Law Subject Matter Expert, CalChamber The old adage that “time is money” is abundantly true in California wage and hour

  【質問です】なぜマイクロマネジメントをしてしまうのか？       ----------------------------------------------------- 2003年の創刊以来、20年間　 ハーバードビジネスレビュー から珠玉の一行をお届けして参りました。 ずっと同じ雑誌を読み続けることで未来の経営が見えて来ます。 -----------------------------------------------------   【質問です】なぜマイクロマネジメントをしてしまうのか？   心配性のマイクロマネージャー   指揮統制による管理スタイルは、ここ数十年にわたって 衰退の一途をたどっています。   研究によると、リーダーが命令を出したり、 細かい管理をしたり、規律を遵守したりするのではなく、 従業員に権限を与え、奨励し、指導する方が企業の パフォーマンスが向上することがわかっています。   それにもかかわらず、そのマイクロマネジャーの スタイルは依然として多く残っています。     指揮統制スタイルへの過度の依存をやめるために、 リーダーは内向きにその原因を理解する必要があります。   この記事では、マネージャーがエネルギーを活用して、 より効果的かつ持続可能な方法でリーダーシップを 発揮するためのガイダンスを提供します。     【質問です】なぜマイクロマネジメントをしてしまうのか？     ▼質問の答えは今回の注目フレーズにて。     ■The Anxious Micromanager MENTAL HEALTH SPOTLIGHT Julia DiGangi   ▼出所 https://hbr.org/archive-toc/BR2305   =============================     ■今回の動画1　今回の著者 Dr Julia DiGangi　What is Emotional Intelligence? https://youtu.be/E8TQbcIHqow?si=7oIG9llqfnX4HWzi         ■今回の動画2  How to Lead and Reskill in the Age of AI https://youtu.be/bVdQkQjk9gk?si=VOzp_wjjqZka

  【質問です】従業員はメンタルヘルスの問題について何を期待しているのか？     ----------------------------------------------------- 2003年の創刊以来、20年間 ハーバードビジネスレビュー から珠玉の一行をお届けして参りました。 ずっと同じ雑誌を読み続けることで未来の経営が見えて来ます。 -----------------------------------------------------   【質問です】従業員はパフォーマンスに影響を与えているメンタルヘルスの問題について何を期待しているのか？   多くのマネージャーはオフィスで応急処置のトレーニングを受けています。 しかし、職場で発生する可能性のあるメンタルヘルス危機に 対処するための訓練を受けている人はほとんどいません。   長引くパンデミックの影響や経済的不確実性などの ストレス要因が高まる中、これまで以上に多くの従業員が 職場で不安やうつ病などの問題を経験しています。     この記事では、従業員が精神的苦痛や否定的な行動パターンに 対処するのに役立つメンタルヘルスの応急処置ツールとしての 認知行動療法 (CBT) の基本理念を紹介します。     【質問です】従業員はパフォーマンスに影響を与えているメンタルヘルスの問題について何を期待しているのか？     ▼質問の答えは下記のメルマガ、今回の注目フレーズにて。 https://www.mag2.com/m/P0001355   ■Helping an Employee in Distress MENTAL HEALTH SPOTLIGHT Kiran Bhatti Thomas Roulet   ▼出所 https://hbr.org/archive-toc/BR2305       =============================     ■今回の動画1　今回の著者　Thomas Roulet　 Telling a good story https://youtu.be/M4WkCmOBYYM         ■今回の動画2  The Five T's of Great Coaches - Part 7: Do Coaches Even Matter? https://

   【アメリカ人事】ニュージャージー州ボストンマーケット27店舗に閉鎖命令 36件近くの賃金違反のComplainが寄せられた模様。 賃金の未払いまたは遅延、 捜査の妨害、 最低賃金の不払い、 記録違反、 有給病気休暇の未払い、 有給病気休暇の記録の保持の怠り 等等、これから調査が進む予定。 New Jersey orders 27 Boston Market locations closed for wage violations https://www.hrdive.com/news/boston-market-closed-wage-violations/691377/?utm_source=Sailthru&utm_medium=email&utm_campaign=Issue:%202023-08-21%20Compliance%20Weekly%20%5Bissue:53778%5D&utm_term=HR%20Dive:%20Compliance ============================================================   ▼【アメリカ人事】ChatGPTはジョブディスクリプションが書けるのか？ https://lp.constantcontactpages.com/su/1GPKz6e/kindle ▼LINE公式はこちらから https://line.me/R/ti/p/%40080fhead   こんにちは！ アメリカでの人事労務の悩みを解消して ビジネス拡大に邁進したい経営者・人事担当者の方へ。   一緒に伴走しながら、御社のビジョン実現をご支援する 『アメリカ人事』コンサルタントの山口憲和です！   アメリカでは連邦、各州、各郡、各市の人事労務の法律が目まぐるしく変わり、 従業員からの訴訟が多く起こります。労務管理や人件費管理 は最も頭の痛い問題だとお悩みの経営者が弊社のお客様です。   アメリカ人事コンサルティング1８年の経験を基に 無制限emailサポートを主軸にしたサービス。 弊社顧問契約サービスの会員企業様は ChatGPTに気軽に質問するようにemailにて御質問下さい。   「最低賃金のフルタイム従業員1名よりも少ない投資で 社外に人事マネジャーを！」  

 【アメリカ人事】「それは私の仕事ではありません！」 「それは私の仕事ではありません！」 怠け者たちをシャットアウトする方法   従業員の中には、雇用主が通常の職務の範囲を逸脱しているように見える仕事を指示されると憤慨する人もいます。 しかし、これらの従業員の考えに反して、職務内容に記載されていないタスクを従業員に割り当てることは何も違法ではありません。 第10巡回控訴院はまさにそう述べています。   管理者が「それは私の仕事ではない」という大合唱を聞かされることのないように、職務記述書に記載されている職務がすべてではないことを従業員に早い段階で頻繁に説明してください。 職務記述書自体に「職務記述書に記載されている職務がすべてではない」という文言を含めます。 最も簡単な方法は、職務内容の最後の箇条書きに「割り当てられたその他の職務」という文言を含めることです。   あるいは、さらに一歩進んで次のように記載することが考えられます。   「この職務記述書は、ここにリストされている職務だけが従業員に求められる唯一の職務であることを意味するものでは決してありません。 従業員は、上司の指示に従って他の業務や職務を遂行し、あるいは新しい仕事を行うための研修に参加することが期待されています。」   従業員が他の職務の遂行に抵抗し、仕事が回らなくなってしまった場合は、段階的懲戒を行うべきでしょう。 期限を設け、フォローアップのミーティングを実施します。 従業員が引き続き非協力的な場合は、警告を発し、その後停職、その後解雇という段階的懲戒を検討する必要があります。 追加の職務の遂行を拒否した従業員を懲戒しなければならない場合は、一貫性が重要です。 そのような従業員はすべて同じように扱います。 彼らの違反行為と会社が課した期待を文書化しておくことが重要です。   ============================================================   ▼【アメリカ人事】ChatGPTはジョブディスクリプションが書けるのか？ https://lp.constantcontactpages.com/su/1GPKz6e/kindle ▼LINE公式はこちらから   https://line.me/R/ti/p/%40080fhead   こんにちは！ ア

 【アメリカ人事】googleが残業代未払いで$8.4Million (約11億7千万円）の支払 なぜgoogleが残業代の未払いで訴訟を受けるのか？と思った方も多いのでは？ カリフォルニア州の残業代の計算はやっかいだ。 残業は通常の時給が 1日8時間以上が1.5倍 1日12時間以上は2倍 週40時間以上は1.5倍 7日連続で勤務した場合7日目は最初から1.5倍 7日連続で勤務した場合7日目の8時間以上は2倍 になる。 というルールがあるだけだ。 しかし、   このNonexemptにボーナスやインセンティブ等が給付されている場合には、 そのボーナスやインセンティブの額の分も残業代の計算をする必要がある。 Workers alleged that the company  incorrectly calculated the regular rate  of pay by excluding commission and stock unit payments, which led to an incorrect calculation of the overtime pay rate.    例えば、下記の事例のように1週間で52時間勤務した場合の残業代の計算例をみてみよう。 時給を$20として、この1週間でボーナスが$200（生産性の評価によるインセンティブ） があったと仮定しよう。 まず通常の時給が勤務した時間分支払われる。 52 total hours  x $20.00 hourly rate = $1,040 Bonus for the week = $200 Subtotal = $1,240 (生産性の評価のボーナスなので、勤務した時間分も含めて割ることになる。フラットボーナスの場合は週40時間分の場合はストレートタイムのみで割る） Regular rate = $1,240/52 hours = $23.85/hour Step 2.            残業代の計算 23.85 x0.5X 12 hours (週40時間以上が残業代の対象なので12時間が残業時間　1日の残業は3時間以内に収まっていたと仮定） overtime hours = $143.16 $1,240 + $143.16 =$1,383.16 となる。   ボーナスの残業代を

   【質問です】リモートワークで人々は助けを求めやすくなったのか？   ----------------------------------------------------- 2003年の創刊以来、20年間　 ハーバードビジネスレビュー から珠玉の一行をお届けして参りました。 ずっと同じ雑誌を読み続けることで未来の経営が見えて来ます。 -----------------------------------------------------     【質問です】リモートワークで人々は助けを求めやすくなったのか？       人間は本来、社会的な生き物であり、 助けを与えたり受け入れたりする準備ができていますが、 実際に助けを求めるのに苦労している人が多く、 それが時間の経過とともに私たちを惨めで苦しいものにする可能性があります。       充実感を感じ、個人的にも職業的にも成功するには、 自分の能力を超えて働いていることを認めて受け入れ、 他人に助けを求めることにオープンになることが重要です。   この記事では、経営学者でありリーダーシップの第一人者である著者が、 人々が助けを求めたがらない原因を考察し、 その障壁を克服するための戦略を提案します。   【質問です】リモートワークで人々は助けを求めやすくなったのか？     ▼質問の答えは下記のメルマガ、今回の注目フレーズにて。 https://www.mag2.com/m/P0001355   ■Why It’s So Hard to Ask for Help MANAGING YOURSELF MAGAZINE ARTICLE Manfred F.R. Kets de Vries   ▼出所 https://hbr.org/archive-toc/BR2304       =============================     ■今回の動画1　今回の著者Manfred Kets De Vries The Five Pillars Of Meaningful Work By Manfred Kets De Vries With Jacob Morgan https://youtu.be/NbuvYVvNpQs       ■今回の動画2 The Five T's of Great Coa

 【アメリカ人事】1年前より37分早くなっているそうです。 Hさん「1年前よりも37分早くなっているそうです。」   Nさん「何がですか？」   Hさん「ちょっとは考えて下さい」   Nさん「今年のカリフォルニアは寒かったからヒートテックをしまうのは、3ヶ月くらい遅れたんじゃないですかね？」   Hさん「いや、3ヶ月じゃなくて、37分です。しかも早くなっているんですよ」   Nさん「人事の専門家に聞きたいところですが、アメリカの人事の専門家は少ないですよね。」   Hさん「それってこのtweetと近いこと言ってますね。 https://twitter.com/narita_yusuke/status/1687456942921572352?s=20 」   Nさん「データによると1年前より終業時間が37分早くなっているようですね。 ▼下記が出所です。」 https://www.hrdive.com/news/workdays-now-end-37-minutes-earlier-than-one-year-ago/689986/?utm_source=Sailthru&utm_medium=email&utm_campaign=Issue:%202023-08-04%20HR%20Dive:%20Talent%20%5Bissue:53283%5D&utm_term=HR%20Dive:%20Talent   Hさん「あ、ちゃんとデータもっているんですね」   Nさん「でも1/3の人は1日10時間以上コンピューターにログインしていて、そのうち7.2時間が生産的な時間だと言われています。 そして、4.8時間だけが集中している時間と言われています。」   Hさん「リモートが増えて生産性が落ちているというのはこのことなんでしょうか？」 Nさん「たぶん、リモートワークの最中にパンとか食べてるんじゃないですかね？」   Hさん「いきなりパンですか？それってあなたの感想ですよね？」 Nさん「パンデミックだけに　パン。　ただのダジャレです。」 Hさん、「あ、もういいです」 ============================================================   ▼【アメリカ人事】ChatGPTはジョブディスクリプションが

 ベランダに置いているさるびあがとてもやばいことになっている。 枝を切り込みすぎたのか、かなり弱っている。 何とか復活してもらいたいと思っているが、難しいだろうか。 花が咲くとハミングバードが来てくれるので、何とか頑張りたい。 会社もリモートが多くなりすぎると生産性が下がるだろうか？ The Conference Boardというビジネス団体の調査によると https://en.wikipedia.org/wiki/The_Conference_Board 人事担当者の3/4近くが従業員を職場に戻そうとしているが 苦労しているという。 実際に職場での勤務を義務づけた企業の71%は従業員の退職に頭を悩ませている。 ハブリッドワークを提供している会社では従業員の退職に悩む割合いが46%に下がるという。 （まあ、それでも46％もの企業が従業員の維持には苦労しているということだ） 従業員を仕事場に戻したいと思っている企業はリモートだと生産性が下がるとみているようだ。 しかし、根本的な原因は単なるリモートワークよりも複雑だと言っている人もいる。 パンデミック、テクノロジー問題、人員削減、インフレなどの混乱がすべて労働者の生産性低下に寄与した可能性があるというのだ。 一方で明らかにリモートワークと生産性の低下は相関性だけでなく、 因果関係があると主張する人もいる。   うちのベランダのさるびあも過去2回枝を切りすぎて弱ってしまった。 相関関係はあるかもしれないが、それが因果関係なのか。 これは単なる私の感想なのか。 データで語るにはまだ事例が少ないのかもしれない。 ▼出所： https://www.hrdive.com/news/return-to-work-mandates-tied-to-turnover-hr-execs-say/689719/?utm_source=Sailthru&utm_medium=email&utm_campaign=Issue:%202023-08-02%20HR%20Dive:%20Talent%20%5Bissue:53193%5D&utm_term=HR%20Dive:%20Talent ============================================================   ▼

   282号【アメリカ人事】月刊フィロソフィ　ニュースレターをお届け致します。 1． 今月のトピックは？   ■ 2024年の昇給率は？（WTW調査） https://tinyurl.com/yc48u7en   ■ 2024年の昇給率は？（Payscale調査） https://tinyurl.com/4ut72sut   ■【アメリカ人事】第290回　Form I-9はいつから変更ですか？　リモート確認は？ https://youtu.be/EVhv-jsp7Pk     ▼7月に皆さんからいただいた質問は？ https://tinyurl.com/fmx6jww2     ★MUFG BizBuddy会員限定★ 【アメリカ人事】基礎講座（2）採用決定をどのように通知するか？ https://www.bizbuddy.mufg.jp/ame/nor/management/2307/entry106787.html     ▼最新ニュースは下記のリンクから https://philosophyllc.com/category/news/     ▼【仲間を募集】アメリカでキャッシュフローコーチになりたい方へ https://www.jcfca.com/coach.html     2．当たり前のことを繰り返し続けることで強くなる。 ▼なかなか人事の問題はかっこよく解決というわけにもいかないことが沢山あります。 クライアントさんと一緒に伴走しながら、お困りごとをひとつひとつ乗り越えて 日々ご支援の毎日です。   HRの仕事は人生と同じで、油断をするとすぐに雑草が生えてしまいます。 そこで、毎日の水やりのように弊社の顧問契約サービスのクライアントさんには ブロンズ会員　週1回 シルバー会員　週2回 ゴールド会員　週３回 と毎週ニュースレターを送付させていただいております。 不断のHR関連の手入れをされたいお客様にお届けしております。 メールニュースの目次は下記のリンクからどうぞ。   ▼7月に皆さんからいただいた質問は？ https://tinyurl.com/fmx6jww2   ▼シルバー＆ゴールド会員限定　7月全米・各州のHRニュースは？ https://tinyurl.com/2vbhpbne   ▼ゴールド会員限定　7月 御社の人事哲学・人事AUDITにつ